これまでの放送内容

2018年12月25日放送【認知機能チェック】SP

「2018年2月、カーリング女子日本代表が史上初のメダルを獲得した冬季オリンピックは何オリンピックだった?」…こうした今年の出来事、知っていたのに正解が思い出せなかったら、認知機能の衰えが始まっているサインかも…。65歳以上の7人に1人が発症しているといわれている認知症。一度発症すると進行を遅らせることはできても、完治させることは難しいとされる。しかし近年の研究で、「MCI(軽度認知障害)」と呼ばれる段階で適切に対処すれば、認知症の発症を防ぎ、正常な状態に戻すことができる可能性があることが分かってきた。
MCIとは、まだ認知症にはなっていないもののすでに認知機能が衰え始めた、いわば予備軍の状態のこと。2012年のデータでは、すでに発症している人を合わせると、その数はおよそ800万人。65歳以上の実に4人に1人が認知症およびMCIであるという計算に。しかしMCIの段階で対処すれば、認知症を防ぎ正常な状態にまで戻れる可能性もあるという。つまりMCIにいち早く気づくことこそ、認知症を予防するための最も重要なポイント。日本を代表する認知症治療の名医、朝田隆先生(東京医科歯科大学特任教授/メモリークリニックお茶の水理事長)によれば、MCIに気づくためには、認知機能の中でも早期に衰えがちな【4つの力】をチェックすることが大事だという。
そこで今回は簡単な6つのテストで徹底チェック!さらに名医お勧めの予防・改善法も紹介する。

認知機能チェック①
【記憶力チェック・イラスト記憶テスト】

最初のチェックは、物忘れなどの「記憶力チェック」。動物や道具など様々なものを描いたイラストを順番に16枚見たあと、簡単な計算問題を行い、先ほど覚えたイラストをできるだけたくさん書き出したあと、先のイラストについてのヒントを見ながら、もう一度何が描かれていたか思い出して、1つでも多く書きだすテストを行う。制限時間は1分。10個以上思い出せたら合格だが、それ未満なら記憶力の衰えが進んでいる可能性があるという。
果たして記憶力の衰えが発覚するのは誰なのか?

認知機能チェック②
【記憶力チェック・顔認証テスト】

記憶力の中でも特に重要とされる顔の記憶。頭の中には顔を覚えることに特化した「顔細胞」と呼ばれるものがあるほどで、衰えが進むととコミュニケーションが難しくなるという。
そこで今回はメイクを施した女性の顔をしっかりと覚えたあと、彼女がメイクをとって素顔になった時の顔がどれなのかを5人の女性の中から選ぶ「顔認証テスト」を実施する。

認知機能チェック③
【視空間認知力チェック・ショッピングセンターの駐車場テスト】

続いてのチェックは「視空間(しくうかん)認知力チェック」。カラオケボックスで熱唱中に尿意を覚えトイレへ行ったあと部屋に戻ろうとすると、さっきまでいた部屋の場所がわからなくなり戻れなくなる…さらに地図を見ながら歩いているにもかかわらず、なかなか目的地にたどり着けないなんてことも…。これこそまさに、「視空間認知力」低下の可能性を示すサイン。視空間認知力とは、自分と周りの位置関係を正確に把握する力。衰えが進むと、ぶつかりやすいといった日常生活の中での障害や、自宅の場所がわからなくなり、徘徊、さらには失踪や行方不明につながる場合も。
そこで今回は、ショッピングセンターの駐車場に車を入れて出たあと、自分が停めた場所がどれだったかを3沢で答えるテストを実施する。

認知機能チェック④
【視空間認知力チェック・展開図組み立てテスト】

続いてのチェックは「展開図組立テスト」。立方体の展開図からそれを組み立てた時の完成形を推論する力をチェックする。空間を頭の中で組み立てて推論する力が衰えると、探し物が見つけられなくなったり、袖に腕を通すとどうなるかがわからず服を着られなくなるなど日常生活に支障が出る可能性があるという。ゲストたちにもこの推論力が衰えている人が発覚するが、それは一体!?

認知機能チェック⑤
【注意力チェック・赤鼻のトナカイテスト】

続いてのチェックは「注意力チェック」。最近、お茶をいれようとやかんを火にかけたあと、ついついお風呂掃除に夢中になってしまい、噴きこぼしてしまったというゲストの具志堅用高。こうした現象は、注意力低下のサインである可能性があるという。注意力が衰えると、2つのことに均等に注意を払うことが難しくなり、片方がおろそかになってしまう。これがさらに進むと、近年増加している高齢者の事故につながる恐れが。実はこうした事故原因のひとつに、注意力の衰えが少なからず関わっていると考えられているのだ。
そこで今回はクリスマスソングとしてお馴染みの「赤鼻のトナカイ」を、画面に出る歌詞を見ながらその通りに歌えるかをチェックするテストを実施する。

認知機能チェック⑥
【言語力チェック・海にいる生き物テスト】

最後のチェックは「言語力チェック」。医師から症状を尋ねられた時、適切な言葉がなかなか浮かばず、うまく説明できない…さらに人の話に途中からついていけなくなることがある…これらの症状に思いあたる方は、言語力が衰え始めている可能性が…。言語力とは、言葉を正しく理解したり、正しく話したり書いたりする能力。その衰えが進むと、相手が話すことの意味がわからなくなったり、言葉をうまく発することができなくなり、コミュニケーション不能に陥ってしまうことに。
そこで今回は、「海にいる生き物の名前」をできるだけ書くテストを実施。制限時間は1分。10個以上書ければ合格だが、それ未満なら言語力の衰えが進んでいる可能性がある。結果は果たして!?

その他、名医が探り当てた原因不明の【腰痛】【腹痛】の正体をドラマ形式で紹介する。


番組のおさらい認知症を予防する科

発症予防は予備軍の段階で気付くことが大切