たけしのみんなの家庭の医学
名医が教える!紫外線対策法

夏は、冬場に比べておよそ5倍の紫外線Bが降り注いでいるとも言われています。紫外線Bを浴びると、日焼けのほか、シミ、シワや皮膚がんなどを引き起こしたり、目に影響をおよぼすことも。 正しい紫外線対策法を知って、紫外線から身体を守りましょう!

対策法を見る

紫外線の影響とは…
紫外線Bを浴びると、皮膚の表皮角化細胞からメラニン色素を作らせる命令物質がたくさん作られ、色素細胞に働きかけて、多量のメラニンを作らせる。色素細胞が作ったメラニンは、周辺の角化細胞に移送される。その結果、皮膚は黒くなる(日焼けによる色素沈着)。長年にわたり、紫外線を浴びているとメラニンを作らせる角化細胞遺伝子に変異が生じ、一部の皮膚にだけ沢山のメラニンが作られるためシミとなる

さらに、皮膚のコラーゲンなどをズタズタに切断。肌からハリを奪ってしまい、シワの原因ともなる。そして、最悪の場合、年間3千人から5千人が発症すると言われている皮膚がんになってしまう事も・・・。また、目が紫外線を浴びると、角膜細胞の遺伝子に直接傷をつけるだけでなく、角膜の細胞の一部に細胞を破壊する活性酸素が発生。それが原因で、角膜に炎症が起きる。通常は、それを修復する機能が働いて元に戻るが、長い間紫外線を浴びるなど目への刺激が続くと、修復が追いつかず炎症が慢性化。その結果、【翼状片】など、目の病を引き起こすこともある。

翼状片(よくじょうへん)とは…
目の角膜の部分が炎症を起こし、異常に増殖してしまい、黒目にまで白目が侵入してくる病。主に、充血や、乱視、ドライアイなどの症状をともない、放置しておくと、徐々に白目の角膜の増殖が大きくなり、視力の低下を招いたり、最悪の場合、失明の恐れもある。その大きな原因といわれるのが紫外線。現在、翼状片は50代以上のおよそ20人に1人が患っていると言われ、紫外線の強い沖縄などでは、40代以上のおよそ30%がかかっていると推測されている。さらに近年、紫外線は翼状片だけでなく、白内障のリスクにもなると示唆されている

(C)ABC TV All rights reserved.