Q.ストレスを感じると下腹が痛くなり下痢をします。どうしたらいいですか?
A.過敏性腸症候群の可能性があります。
過敏性腸症候群とは、大腸や小腸に原因となる異常が見つからないのに、腹痛や下痢などの症状が続く病気。下痢や便秘などの症状が3ヵ月以上続いていて、内視鏡検査などを受けても他に原因となる病気がない場合は、この病の可能性が疑われます。
症状の出現や悪化の原因の一つにストレスが考えられます。脳がストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れ、胃や腸にその情報が伝達されます。すると、腸の運動機能が異常を引き起こし、腸の知覚が過敏になって腹痛や便通異常が起こります。

過敏性腸症候群は、ストレスの他に食生活の乱れなどさまざまな因子が複雑に関与しており、治療は、患者さんの状態に応じて生活指導や食事指導、薬物治療などを総合的に行います。

また、腹痛や腹部の不快感、下痢、便秘などは他の病気が原因で起こっている可能性もありますので、自己判断せずに、専門の医療機関で検査を受けることをお勧めします。

島根大学医学部附属病院
消化器内科長
木下芳一 先生 監修


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