Q.胃が弱いのですが、ピロリ菌の検査は受けた方がいいのでしょうか?
A.慢性的な胃の不調があるならば、検査を受けた方がいいでしょう。
胃の中に住みつく"ピロリ菌"は、胃に慢性的な炎症を引き起こし、胃潰瘍・十二指腸潰瘍になりやすくなるだけでなく、貧血や血小板減少性紫斑病の原因ともなります。また、胃がんのリスクを高めるというデータもありますので、ピロリ菌の感染があるかどうかの検査は受けて頂いた方が良いです。
ピロリ菌を見つける検査は大きく分けて2つあります。
一つは内視鏡(胃カメラ)を使った検査。もう一つは吐く息を測定する「尿素呼気テスト」など、内視鏡を使わない検査です。
胃がんの内視鏡治療後、潰瘍や慢性胃炎と診断された患者さんなど、一部の方は保険が適用されます。また、人間ドックや検診などで希望すれば、自費で検査を受けることが出来ます。

ただ、ピロリ菌を殺しても、胃がんにならないわけではありません。10年後でも胃がんの発生があることが報告されておりますので、定期的に検診を受けることをお勧めします。

島根大学医学部附属病院
消化器内科長
木下芳一 先生 監修


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