簡単背骨若返り法

◆笑顔を見るだけで背骨の骨折危険度がわかる!?

手鏡を用意してください。最高の笑顔を作り、口の中をチェックしてください。
歯茎が下がり、歯の根元が露出している場合、「いつの間にか骨折」が起こる可能性があります。
近年、特に50代以降の閉経後の女性は、背骨の骨密度が低くなるのとほぼ同時期にアゴの骨密度も低くなることが分かってきました。
アゴの骨密度が低くなると、アゴの骨そのものも小さくなります。その結果、歯茎が下がる・やせることになり、歯の根元が露出してしまうのです。
歯茎が下がる・やせることによって歯周病になりやすくなること、さらに、歯茎の腫れ・出血などの歯周病症状がある人は、ない人に比べて背骨の骨密度の値がおよそ2倍減少することが分かってきました。
丈夫な骨を作るには、カルシウムなどの栄養素が必要なのはもちろん、運動などによる「骨への刺激」が大切です。
しかし、背骨は太ももの骨などと違って、胃や腸などの臓器が周りにあることから刺激が伝わりにくく、骨密度を増やすのは難しいといわれてきました。
ところが近年、中村先生をはじめとする信州大学ではこの難問を解決する方法を見つけたのです。それは、「おへそ引っ込め体操」!

◆おへそ引っ込め体操のやり方

(1)足を肩幅程度に開き、背筋を伸ばします。
(2)おへそを背骨にくっつけるイメージでお腹をぐっと引っ込めます。ポイントは、おへそ周りの筋肉を意識すること。
息を止めてしまうと血圧が上がってしまうため、必ず呼吸を続けながら行ってください。
1回約30秒をめやすに、1日5回行いましょう。ただし、続けて行う必要はありません。どんなタイミングでも、1日5回行えばOKです。可能な方は、1日5回以上行っていただくと、より効果的です。

◆おへそ引っ込め体操の効果は?

お腹をぐっと引っこめると、背骨を挟んでいる腹筋や背筋が収縮、前と後ろから背骨に刺激が伝わります。この刺激によって、背骨の骨の量が増えると考えています。 信州大学医学部附属病院
整形外科 講師
中村幸男先生 監修